2018年4月7日土曜日

2018オセアニア学会、銀天大学、生態人類学会、ゼミンチュ大会

毎回学会ツアーはそうなのだけど、学会以外のことが思い出に残る。
モアナ上映会
去年の生態人類学会では、二次会で北村さんに自分の考えをぶつけてみた。安い焼酎の酔いに耐えつつ、何だかよくわからないけれど北村さんに怒られた記憶がある。その時は自分のアイディアが、「何なのか」がよくわからなくて、とにかく闇雲にぶつけてみたような状態だったのだ、と今になって思う。
懐かしのあれ
その後のオセアニア学会に向けての発表を準備する中で、自分の考えはだいぶクリアになっていった。でも結局それも松江の古墳めぐりや、出雲博物館の青銅器、J君のボケと愉快なテラス一家、石見銀山などそうそうたる?思い出の中ではツアーのほんの一部分でしかない。
よこたわる大王イカ
今回は、自分の発表がなかったこともあって、よりいっそうその傾向が強かったように思う。日程的には二つの学会のあいまに、前に行った場所をもう一度巡った形だけど、記憶の中では銀天大学とゼミンチュ大会のついでに、学会に参加した感じだ。
よこたわる坂巻さん
そして、その間にウタキやらグスクやら、さらに素っ裸にバスタオルを巻いて朝日を浴びる坂巻さんに、軽快にギャグを飛ばしながら砂浜でうんこを埋める中瀬さんの記憶がてんてんと・・・
映画のモアナと海洋博物館の展示をみると、オセアニア学会の発表はどうしても物足りなさを感じてしまう。オセアニア現地の具体的な報告と考察がセットになってこそ、発表する意義があるし、発表の後に議論する価値もでると思う。それに、映画や博物館の臨場感の前ではいくら最新の成果発表でもかすんでしまう。
それから、20分の発表では言いっ放しになってしまって議論を深める時間がないのもちょっと物足りない。
「これって獅子舞のやつだよね?」
一方で銀天大学では、相変わらずの濃厚な時間を過ごすことができた。次々とフリーランスのおいちゃん達が集まってくる。そして、こなれてない感じのスーツを身につけ、こなれた感じでネクタイを頭に巻く司法書士見習いのたいらさん、シャイな感じで登場して誰よりも強く印象を残していったミッキー先輩。宴会の場を作ってくれたピータンと犬塚さんに感謝。
小嶋さんが持ってきたアルパカ
城を見学してから生態人類学会へ。今回は、牧畜民研究が大幅に入っていたせいもあるけれど、具体的なデータの報告と込み入った考察のある発表はほとんどなかったのが残念だった。学生の発表もジョーのみだったのではないだろうか。それでも、犬の実存を考える菅原さんの発表や、豪快な鯨漁と鯨肉を使った交換についての江上さん小嶋さんの発表、人類進化ベッドや地下足袋の開発などは、記憶に残った。
浮かれるヤケンチュが答辞を述べる。感動して(いつも)言葉にできない。
ゼミンチュ大会は、ゼミンチュ以外の人が多かった気がする。かっこいい民家の中で鯨の話を聞きながら、スルメやらを食べながら、アルパカのワインを飲み、沖縄最後の夜を満喫した。
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