2017年6月25日日曜日

ゆふいん文化記録映画祭

6月24日(土)半日だけですが、映画祭に行きました。
参加者は、モコ、テラス、きぞく。

映画を観ていて、ふと、テレビっぽいなと感じる。
感じるのだけれど、なんの要素からテレビっぽいと感じるのかよくわからない。

ナレーションの入り方か。
カメラが妙にきちんと人物を枠に入れて撮っているからか。
言葉による説明が多いからか。
撮られている人との関係の深みみたいなのが分からないからか。

テレビっぽいのが悪いのかどうかも分からないけれど、何がドキュメンタリー映画なのか、ということに関わっているのかなとも思うので、ちゃんと考えたい。

それとは、別に、撮った人の思い入れみたいなのが伝わってくる作品は好きだなと思う。
今回見た中では、雲の映画はとてもよかった。
ただし、事前に撮影した阿部正直さんのことを聴いていたからこそ、楽しめたと思う。
ほとんどの人が富士山に雲がかかるとガッカリする中、彼だけは、ワクワクしてそれを最新の機器で撮影していたかと思うとおもしろい。

最後の作品は、終わった後のトークでは、撮られる側との距離が取れていてよかったというコメントがあったけれど、トークで出てきたような人柄が映画からはよくわからないのは残念な気がした。撮られる人の魅力と監督が伝えたいテーマといろいろ要素がありすぎると、それをまとめるのは難しいので、何かをそぎ落とさないといけないのだろうけれど。撮られる人の魅力をそぎ落としてしまうのは、残念な気がする。


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