2017年2月22日水曜日

昼間のパパは男だぜ

その瞬間、満員の観客で埋めつくされた大學堂アリーナは、不思議な静寂につつまれた
「野菜とってるかぁい!」
清志郎の声が響いた。
ソウルを直撃するベジタブルなメッセージだった。


一週間前まで、申し込み0名で、開催が危ぶまれた、市場の達人ライブ


ふたを開けてみたらびっくり、リハの最中からゾクゾクと人があつまってくる


大學堂に、誰が来とるん?
忌野清志郎らしいよ
えっ清志郎って生きとったん!
あんひと死んだんね?
芸能人はさすが派手やねぇ
清志郎っちだれね?
しらんの?有名よ。


はじめてみたわ
かっこええねぇ
これゲリラライブなん?
いや、ここにチラシ貼っとーよ
「やおやの清志郎」


やおやさんね
ここ、やおやさんなん?
いや、ここは大學堂ちいって、大学生のお店やね
なんか市場の人らしいよ
えっ忌野清志郎って、小倉出身なん?


かっこいいねぇ
しゃべらんと、もっと歌ってや
きゃあ、手ぇふってくれたわ


「おまえら アスパラガスのゆで時間、まちがえんなよー」
「グリーンアスパラは45秒」
「ホワイトアスパラは皮むいて、下1分、上5分 合計6分だぜぇ」
「ホワイトの方が見ためヤワそうだけど、な・が・い・ん・だ・ぜぇ!」
「いぇーい!」


大學堂に入りきれないほどの黒山の人だかり。
旦過市場の底知れぬポテンシャルを実感した1日だった。


ありがとう「やおやの清志郎」
また、ファンキーな歌をおれたちにとどけてくれ!

2017年2月16日木曜日

北方シネマが凄いらしい



九州市立大学のなかにつくられた「北方シネマ」は、地域に開かれたドキュメンタリー「映画館」として2017年にスタートしました。 毎月第1金曜日18時より本館A-101にて定期上映しております。
【料金】前売予約 1000円・当日 1200円・学生 500円(資料代)

大学の中にドキュメンタリー「映画館」を
「北方シネマ」設立趣意書

ドキュメンタリー映画はフィールドワーク研究によく似ています。現場に足をはこび、さまざまな人や事物に出会い、ときにはそこに住みこみながら、時間をかけてひとつの事実をあきらかにし、さまざまな社会問題にたちむかう。表現方法はそれぞれにちがっても、関わる者の人間性そのものをそこに感じるのです。優れたドキュメンタリー映画には、撮られる者、撮る者、見る者の三者を有機的につなげていく力があります。
 北九州市立大学ではこれまで「チョムスキー9・11」の上映(2003年4月)、「東アジア移住共生映画祭」の共同主催(2010年7月)などを通じ、広くドキュメンタリー映画を紹介する機会をつくってきました。大学で学ぶ学生たちにとって、こうした映画は世界に関心を持つ貴重な第一歩となります。また地域の人々との紐帯が生まれるきっかけにもなります。
 さて、北九州市では、2014年から北九州市環境ミュージアムを会場に「東田シネマ」というドキュメンタリー映画の上映会が、毎月定期的に開催されてきました。「東田シネマ」では、映画配給などを手がける増永研一氏らが中心となり、力のあるドキュメンタリー映画を厳選し、市民にむけ紹介しています。おかげで北九州には、東京や大阪などの大都市でも機会が限られるドキュメンタリー映画を身近に鑑賞できる恵まれた映画環境が生まれています。私たちは3年目に入ろうとするこの取り組みと連携し、そうした機会をさらに多くの人々と共有したいと考え北方シネマを立ち上げました。
 2017年4月より小倉南区の北九州市立大学を会場に、東田シネマからの配給作品や北方シネマ独自のプログラムを定期的に上映していきます。さらに知の拠点である大学という立地を生かし、テーマに関する知見や学識を持つ研究者や監督、制作者をまじえ作品について討論する機会を設けていきたいと考えています。私たちは北方シネマを、大学の中にありながら地域に開かれている新しい「映画館」であると考えています。このちいさな試みが、やがて全国にひろがっていくことを願っています。
 それでは、ご一緒に珠玉のドキュメンタリー映画を楽しみましょう。
(世話人 竹川大介)

2017年2月12日日曜日

酒蔵まつり

2月11日、12日城島町の酒蔵まつりでした。
かしらとは現地で合流です。
朝方からの雪でしたが、ゆっくりと出発。都市高が通行止めで、九州自動車道も八幡から福岡までしかのれないので福岡からは3号線。渋滞の中、ゆるゆると進みました。
けっきょく、13時頃到着。4時間半くらいかかっちゃいました。

筑紫の誉という蔵に送ってもらって、酒蔵まつりがスタート。
まずは、カレーやちらし寿司をお腹に入れて、試飲をキュッキュとひっかけたら、メイン会場へ移動。かしらと落ち合って、飲み比べに行きます。

今年は、チケット制で、600円で12枚のチケットを買います(おちょこ付き)。Aコースはチケット1枚でおちょこ一杯、Bコースはチケット2枚、Cコースは3枚。
Cコースは行列ができてるから、Bならすぐ飲めるよ、というカシラのアドバイスにそってBコースへ。2杯飲んだところで、がまんしきれずCコースへ。

メイン会場の出店は、イカ焼きやぎんなん、椎の実、串焼き、てんぷらなどおつまみ中心。クレープやりんご飴屋さんは1店ずつ。

人々はどんどんすわって飲みだす
人々は任意の場所にレジャーシートをひいてすわっている。グループの誰かがお酒をとりに行き、戻ってきてなんだかんだ言いながら飲んでいる。並んでいるあいだも、なんだかんだ言っている。
あの蔵がうまいとか、これが飲みやすいとか、あの蔵は最近手広くやっているとか、やっぱりあの蔵に行こうとか、蔵で買った方が安いとか、あれはもう売り切れていたとか・・・
みんな酔っぱらっているから声が大きい。

みんなおちょこを持って歩いている。下にマスを付けているとこぼれない。

お祭りの終了まで2時間。飲み比べのCコースはなんだかんだで全部味見をして、J君へのお土産のお酒を吟味しました。カシラは念願の熱燗コーナーに閉店間際に滑り込み。やるだけのことはやったかなという達成感のもと帰宅。仕事でお祭りに来れなかったキウイが合流して、さらに酒盛り。でも、もうあんまり飲めません。

翌日、温泉で温まってから、またお祭りへ。飲み比べで目をつけた蔵をまわります。メイン会場ですわっていると、いろいろ話しかけられて、どんどんお酒やおやつを分けてくれます。

そして、写真を見返していて気がついたけど、もはや桜はいらないのだなぁと思いました。
人々は、十分な量のお酒と食べ物があれば、すわって歓談して、初めてあった人ともおしゃべりして食べ物を分かち合ったりするんだなぁと思いました。




2017年2月3日金曜日

Jくんの研究発表です

北九州市立大学 最高年齢(75歳) 大学院生、田村 嘉之さん(通称Jくん)の2年間にわたるフィールドワークと研究の成果です。公開発表会ですので、どなたでも自由にご聴講下さい。


「農民の農業経営戦略と英知 -インド西ベンガル州パンパラ南部集落の事例から」
平成28年度 社会システム研究科博士前期課程 口頭試問

2017年2月10日(金) 17:00~ 
北九州市立大学北方キャンパス4号館101教室